post by blogger | | Closed

強度の高い塗装をするなら焼付塗装

強度の高い塗装をする方法の一つに、焼付塗装があります。

■焼付塗装とは?

焼付塗装とは、焼付塗料を塗装物に吹き付け、100℃以上200℃以下の高い乾燥温度に設定された焼付乾燥炉に入れることで塗膜に重合反応を起こし、硬化させる方法です。

焼付塗装を行うことで、防錆性や装飾性を上げることが可能です。

焼付塗装には、「メラミン樹脂焼付塗装」、「アクリル樹脂焼付塗装」、「粉体塗装」、「耐熱塗装」、「フッ素塗装」などの種類がありますが、一般的には焼付塗装のメインは、メラミン樹脂焼付塗装とアクリル樹脂焼付塗装の二種類になります。

<メラミン樹脂焼付塗装>複数種類ある焼付塗装の中でももっとも一般的な塗装方法であり、「合成樹脂焼付塗装」とも呼ばれています。

100℃~150℃の低温で焼き付けることが特徴で、電気機器やシャッターなどの塗装でよく使われます。

<アクリル樹脂焼付塗装>200℃近くの熱を利用する、焼付塗装の中でももっとも短期間で乾燥させることができる方法です。

メラミン樹脂焼付塗装よりも耐候性高く仕上げることができ、塗装用途も幅広いのが特徴。

ただ、専門的な技術を必要とするため、メラミン樹脂焼付塗装に比べると取り扱うことができる職人が少ないことが難点です。

■焼付塗装のメリット熱を利用する焼付塗装では、自然乾燥よりも短時間で乾燥させることができるのがメリット。

塗装物や形成したい塗膜にもよりますが、およそ20~40分で乾燥させることができ、予備乾燥時間を考慮しても1時間もあれば十分に乾燥可能です。

自然乾燥がメインとなる塗装方法の場合、直接触れることができるレベルまで乾かすのに約6時間、完全に硬化させるまでには約5日間も要することを考えると、焼付塗装の乾燥スピードの速さは圧倒的です。

また、高温で一気に塗膜を硬化させるため、塗膜の付着性や耐候性をアップさせることも可能。

塗装後の見た目が美しいことも長所です。

■焼付塗装のデメリット焼付塗装を行うためには、塗装物に熱を加えるための焼付乾燥炉が必要となるため、やはりイニシャルコストが高額になることが挙げられます。

それに加え、火災や熱による中毒の危険性もあります。

また、短期間乾燥、仕上がりの美しさが魅力的な焼付塗装ですが、当然ながら100℃以上の熱に耐えうる塗装物でなければいけません。

そのため、どうしても金属製塗装物に限られてしまいます。

「金属塗装」とも呼ばれるため、焼付塗装は金属専用の塗装方法だと思われることも多いようですが、金属であっても常温乾燥させる塗装方法を用いることもあります。

Comments are closed.